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こんにちは竹野です。私は、月間で30~50冊ほどのビジネスを2011年くらいから読むことを習慣づけています。仕事で若干の誤差はあり、例えば5冊くらいの月もありますけど、多くのビジネス書籍を読んでいます。
その中で、アフィリエイターとしてのPDFや資料、音声ファイルなども購入しており、約10年くらいは知識の構築を行いながら、それをアフィリエイトに活かしています。
その中で、リピートして何度も読んでいる本も数十冊あるのですが、エッセンシャル思考という本は、アフィリエイターやビジネスの本質部分を理解する上で、非常に重要な書籍だと思っています。
私が読んだのは、5、6年前だったと思うのですが、それ以来おそらく10回以上は読んでいると思います。
最近、ひょんなことから再度読み返し、また新たな気づきを得ましたので、この文章を書いています。
あと、何度も読んでいる本の一つとして、リチャードコッチの80対20の法則もあります。
結局、この2つは本質的には同じ事を言っています。
大抵の人は20%の時間しか有効活用していない。その他の80%の時間は「取るに足らない大多数」に費やしている。 リチャードコッチ
集中が経済効果を得るための鍵となる。経済効果を得るために、マネージャーは最大の収入に繋がる「最小の行動」に労力を集中させなければならない。(中略)あらゆる法則の中で、集中という基本原則ほど常におろそかにされているものはない。(中略)まるで我々のモットーは「全てのことを少しずつやろう」と言っているかのようだ。 ピータードラッガー
人間は、隣の芝が青く見えるので、様々な誘惑に狩られてしまうと思います。例えば、ジャンル、手法、ワードプレスのテンプレート等々…
しかし、実はそれは逆に足かせになる可能性が多いです。
エッセンシャル=本質。
つまり、稼ぐためには何が必要なのか?をしっかりと考えることが重要になってきます。正しい事でアフィリをやるのであれば、必ず結果が出るんだ、取り敢えずはこの作業に集中する、と集中していく。
「正しい手法」であることがミソです。
アフィリエイトで稼ぐ3つの要素は、いつも説明していますが、どれか一つでも足りなければ意味がありません。
1番と2番が「アイロンが大好き」であったとしても、「アフィリエイトで稼ぐ」事を考えた時、それ以外のジャンルをしなければいけないという事です。
そして、2022年のSEOなどの状況をみると、やはりアダルトアフィリエイトや出会い系サイト体験談、悩みの深い解決策などのジャンルがやはり稼ぎやすいです。
ネットビジネス、アフィリエイトなどに限らず、パレートの法則とかエッセンシャル思考は、言葉こそ出ていませんが使われています。
中国の卓球は強いです。
強さの秘密は選択と集中。
中国のオリンピックチームコーチは、チームのトレーニング方法を「強みを完全なものにするための練習を8時間」としているそうです。
「強み」にフォーカスしている理由は、強みが最大化されると弱みを押し切ることができるという考え方からだそうです。
「私たちの強いチームはフォアハンドのみでプレーします。ライバルにバックハンドが苦手であることを悟られても、彼のフォアハンドは揺るぎないものなので負けません」コーチもこのように語っています。
これも、エッセンシャル思考、80対20の法則などを考えなければ、バックハンドの練習もしなければいけなくなります。
8時間のうち、強みに集中する練習時間がおのずと減ると言う事。
タイガーウッズ。強みは力強いスイングとロングドライブです。2003年のサンドセーブ率は123位で、タイガーウッズのキャリアを考えたとき、信じられないようなランキングともいえます。
タイガーウッズの練習のポイントも、エッセンシャル思考や80対20の法則を意識した様なやり方で、自分の才能を活用した練習方法となっているそうです。
得意のロングドライブを重点的に練習し、サンドセーブは苦手なので、競争力を保てる程度に練習する様にしたのだそう。
余談ですが、タイガーウッズのお父さんはグリーンベレーの将校だったので、ルータイスの教えを幼少期の頃からタイガーウッズにも染みこませています。
2005年のアメリカンエクスプレス選手権の話はあまりにも有名です。
最終日のプレーオフで、「相手のパターが外れれば自分が優勝する」という場面。じっと見つめるタイガー。
「あの時、どのような事を考えていましたか?」とのインタビューに、タイガーウッズは「入れと願っていました」と言ったそうです。
これは、カッコつけて言っているわけではなく、お父さんから幼少期から染み込まされた「ルータイス」の考え方です。
ルータイスの提唱するコーチングでは、「今そうであるかのようにふるまう」事が提唱されています。それがアファメーションです。
つまり、私たち人間は、潜在意識が9割。「お金持ちになりたい」と顕在的に思っても、残り9割の潜在意識に「ということは、今は貧乏なのか。。」と思わせるわけです。
人間は、コンフォートゾーン、ホメオスタシス、恒常性維持機能などと呼ばれる機能があり、「現状維持を好む」事が潜在的に組み込まれています。つまり貧乏のままを維持しようとするのです。
ですので、「お金持ちになりたい」ではなく「お金持ちで幸せだ」と言いましょう…というのがアファメーションの考え方です。
つまり、エフィカシーと呼ばれる「自己能力の自己評価」が重要で「俺は凄い人間だ」という気持ちでゴルフをしている事が重要。そこをタイガーウッズは父から教わっている事になります。
タイガーウッズは、「ハズれろ!!」と思うことは、潜在意識で「俺は、ライバルが外れなければ優勝出来ない人間なんだ」とセルフトークで言っているのと同じと知っていた。
自己能力の自己評価が高い人間であれば、「お前は、世界最高のゴルフプレーヤーである俺とプレーオフを戦える人間だ。そんなお前は、こんなプレッシャー問題なくパターを決める人間であってくれ。それでこそ、俺にふさわしいライバルなんだ。」と思うわけで、それがタイガーウッズの「入れ!入れ!!」になるわけです。
だから、「稼ぎたい」ではなく「稼いでいる」と思うべきということ。
町の脳外科はその地域で一つしかなければ繁盛する。それが競争優位性である。仮に、この脳外科が「お客さんが多いので総合病院にしよう」と方向性を変えれば、あっという間に競争優位性はなくなる。
自らが「優位性を放棄」するのだ。病院ではこのような事例はあまり見かけないが、Web上ではこの様な事ばかり起こっているのだ。
by リッチシェフレン
バスケットボールをしながらプロ野球選手になるのですから、私たち通常の人間と比べるべきではありません。
しかし、やはりマイケルジョーダンはバスケットボールなのです。
これも、自分が好きなことに集中し、自分が得意であることを知っているので、その強みを活かした行動だといえるのではないでしょうか?
「バスケもできるし野球もできる。2つ同時にやればお金が稼げるし、どちらかが潰れても片方で生きていける」みたいに若いとき思ったとすれば、バスケットボールでの活躍もなかったのかもしれません。
私の知っている範囲ではありますが、エッセンシャル思考とか、パレートの法則などを本質的に伝えているような名言などを紹介していきたいと思います。
二兎を追うものは一兎も得ず 孔子
ものすごく古い時代からこの考えは浸透していたといえるでしょう。エッセンシャル思考の本が2014年ですが、はるか昔からこの考え方が重要であったことがわかります。
ビジネスや戦争の戦略において、このポイントは外せなかったことがわかります。
- 戦争におけるあらゆる教訓を一言に集約することができる。それは「集中」である ー英国陸軍の軍事科学者バジルハート
- 弱い軍隊で戦う秘訣は、ここぞというところで、常に敵より多くの兵力を持つことである ーナポレオン
- 臆病者の目には、敵は常に大軍に見える。攻撃を一点に集約せよ、無駄な事はするな。 ー織田信長
卵を一つずつバラバラのかごに入れるより、全部の卵を一つのカゴに入れ、このカゴでよかったかどうかをじっくり検討する方が良い インテル社CEO
若干方向性が違うかもしれませんが、この考え方も、「監視するところを集中しておく」ポイントは同様だと思っています。
スポーツ選手、アスリートなども同様で、選択と集中などをかなり意識していることが理解できると思います。
コービーブライアントの言葉をみると、勝利への執着心、そして自分自身がプロとして何にこだわっているのか?を明確に意識していることがわかります。
明確なものに関しては、どんなものを犠牲にしても成し遂げるんだ。それ以外のことはフォーカスしない、みたいな覚悟がわかるような言葉ばかりです。
自分が大事にしているもの、自分がやらなければいけないものが邪魔をされる可能性があれば、忖度など関係なく、それを排除する強い気持ちがわかる言葉が多くて好きです。
- もし何かにおいて偉大になりたいのであれば、そこには選択肢が現れる。そして、そこには犠牲にしなくてはならないものが存在する。
- 人々は、僕がどれだけ勝利に執着しているかを知らない。
- 僕はたった一つのことにフォーカスし続ける。それは、可能な限り多くのチャンピオンシップを手にすることだ。
- 勝つためだったらなんだってやる。ベンチに座ってタオルを振ることだろうが、チームメイトに水を渡すことだろうが、ウィニングショットを決めることだろうが。
コービーブライアント
ブルースリーも考え方としては、1つのことに集中する、フォーカスする大事さを意識していることがわかります。
- 成功する戦士は、レーザーのような集中力を身につけた、ごく普通の人間である。
- 日々何かを増やすのではなく、日々何かを減らすのだ。重要でないものを切り落とせ。
- わたしは一万種の蹴りを一度だけ練習した男は怖くないが、一つの蹴りを一万回練習した男は恐ろしい。
ブルース・リー
山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、重要なことだと思います。
羽生善治
勝負の世界で同じククリですが、羽生名人も捨てる大事さを発言されています。
ビジネスやマーケティングでは、成功している企業などは、この感覚は非常に重要視されている気がします。
- 方向を間違えたり、やり過ぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でも何でもない」1,000のことに「ノー」と言う必要がある。
- 我々がすることと同じくらい、我々がしないことを私は誇りに思う。
- 何かを捨てないと前に進めない。
- 最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。
- 重要なことに集中する唯一の方法は「ノー」と言うことだ。
スティーブジョブス
鋼鉄王と呼ばれたアンドリューカーネギーも、1つのことに集中する大事さを色々なところで述べています。
アンドリューカーネギーは1835年。
時を経て、2022年でも私たちのような人間が知っているビジネスをされてきた方ですので、エッセンシャル思考や80対20の法則を無意識にしていた所は勉強になりますよね。
- 諸君の精力と思考とを、自分の使命に集中させよ!なすべきことをとことんまでやりぬけ。あらゆる改善をし、あらゆることに精通し、なすべき仕事を完璧にマスターせよ!
- 一番確実な方法は、エネルギーのすべてを特定の分野に注ぎこむやり方だ。
A・カーネギー
- 結局、趣味持ってる奴は駄目ですね。全部アニメーションに吸い取られてしまった人間でないと。 宮崎駿
- もったいないようだけど、捨てることが、一番巧妙な方法だね。捨てることを惜しんでいるヤツは、いつまでたってもできないね。 本田宗一郎
- 迷う、ということは、一種の欲望からきているように思う。ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、という欲望から迷いがでてくる。それを捨て去れば問題はなくなる。 松下幸之助
- 知的な馬鹿は、物事を複雑にする傾向があります。それとは反対の方向に進むためには、少しの才能と多くの勇気が必要です。 アインシュタイン
宮崎駿さんも、没頭する重要さ、選択する重要さの表現だと思いますし、アインシュタインも「あれこれ考えると余計悪い結果になる」事を言っている気がします。
アフィリエイトも全く同じ考え方です。
エッセンシャル思考、80対20の法則は、
等が意識するべきポイントだと思います。
1つのことに絞り、1つのことに集中するのは、本当に怖くて勇気の要ることだと思います。でも、結果的に良い結果になる事が多いです。
このページで紹介したように、私たちが目指すべきビジネスマン、尊敬すべきアスリート、数百年の時を経て語り継がれている偉人たち等も意識し取りいれている方法。
そして、もう1つ大事なところは、過去「選択と集中」「エッセンシャル思考」の重要性を発言した偉人たちよりも、私達は数千~数万倍位の情報に触れることができる現在の世界に生きているということ。
これは、メリットでもありますが、選択と集中を邪魔する最大のデメリットでもあります。つまり、フォーカスしにくい環境になっているのです。
ですから、選択と集中、80対20の法則は、意識的に取り組んでいかなければ今後絶対に意識することが出来ない今の世の中だということです。